人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< メディア選び中 D800とMB-D12 購入 >>

D800 現状把握中

D800 現状把握中_d0134778_0112762.jpg


D800ではまだまともに写真を撮ってない。強烈な画素数でピントズレがすぐに分かってしまうので、位相差AFの正確性を確かめなければ先には進めないのだ。本日ようやくまとまった時間が取れたのでまずはD800の位相差AFと手持ちのCPUレンズのマッチングを確認する。とりあえず下記要領で確認する

・ネットで拾ったピントチェックチャートを使用
・どのレンズでも1mmの目盛がしっかり見れる距離で撮影
・AF-S、シングル中央1点
・自然光、三脚固定、ミラーアップ、レリーズ使用、SS 1/125以上、絞り解放

以下手順
 ①ライブビューで中心にコントラストAFで合わせる
 ②AFは動かさないまま、ライブビューを切る
 ③AF微調整で合焦マークがぎりぎり >○ になる数字と、○<になる数字を記録
 ④記録した2つの数字の中心値にAF微調整をセット
 ⑤ズームの場合はワイ端、中間、テレ端の3焦点で計測、AF微調整の値は3か所の平均値とする
 ⑥撮影してライブビューの結果と相違ないことを確認する (結果はほぼ同じになりました)
 ⑦左右端を位相差AFで撮影しズレがないか確認

AF微調整結果
 AiAF35mmF2D     -2
 AiAF50mmF1.4D  -16
 AiAF85mmF1.8D   -11
 90mmf2.8(172E)  -20 調整域オーバー
 AiAF-S300mmF4D    0

 AF-S18-35G       -1  ただし左端AFポイント大きく後ピン
 AiAF28-105D      -6
 SP24-70F2.8VC    -13 ただし左端AFポイント大きく後ピン
 AF-S70-200FVR2    0 ただし焦点距離によりわずかなバラツキがあったが平均で0となった

調査する前はな~んとなく後ピン傾向かと思ってたのだけど結構レンズによるバラツキが大きい。確かに後ピンを修正する方向になったのだけど、最近のレンズはジャスピンだったのは意外。これだとボディーが後ピンとは言えないだろう。さらに左右差なんだけど全体的に右端AFはokで、左端AFだと後ピン傾向になる。ただほとんどのレンズがAF微調整後に大体許容範囲に収まった。ただしタム24-70と18-35は大きく後ピンになり、とても使えそうにないが、一つ内側へポイントをずらすと途端に許容範囲に収まる。

結果からみるとどれもこれもかなりバラツキが大きく、一概にカメラが後ピンだ・・・なんてのは言えなさそう。レンズの個体はもちろん、焦点距離でも結構違うし、AFポイントの違いもあるっぽい。環境光でも違うだろうし撮影距離でも違うだろう。本気で最適条件を探すとなると実験計画法とか使ってやりたくなるレベル。しかし、D800はカメラである。実写してなんぼだと思うのよね。とりあえず上記AF微調整の位置でしばらく実写評価。AFが合わないことが判明している左側端AFポイントはなるべく避ける。これで行こう。あとは1月頃にSCで一応チェックしてもらうとするか~。

おまけ。
 カラースコパー20mmF3.5  -8

MFレンズだけどCPUレンズなカラスコはAF微調整が一応つかえる。なのでライブビューでピント位置を追い込んだあと、位相差の合焦マークがぎりぎり>○になるところにAF微調整をセット。合焦マークが○になるポイントはだいたいどのレンズでも10ポイントほどあるが、ぎりぎり>○や○<になるポイントは1ポイントしかない。なのでここに合わせておくと、MF時でも簡単にジャスピンに出来るんだよねぇ。ちなみにおいらのカラスコ+D800では○<になるところはなかった(-20オーバー)なので少なくとも合焦マークが○になるのは12ポイントもある。これじゃMFのアシストとして○マークを合わせていたとしてもジャスピンにはならないよなぁ。
by t_butyo | 2014-12-07 00:24 | タイランド
<< メディア選び中 D800とMB-D12 購入 >>